2017.08.20
明日の8月21日には、アメリカ本土を約120km.の帯状に横断する、大規模な皆既日食が観測できるそうです。 これだけの規模の日食が米国で見られるのは、1776年以来だとか。
今回の日食はジョーテュッシュ的(インド占星術)にも、注目に値するものになっています。 同じ日にラーフがかに座に入り、ケーツが山羊座に入って、それから約1年半留まることになります。
因みに、ジョーテュッシュでは、ラーフとケーツなる実際には、物理的に存在しないものを仮想の”天体”として登場します。このことは、昨年のこちらのブログで記述しました。
それは太陽と月の公転周期の重なる交点のところと説明を受けます。 その2つの周期は年に2回重なります。 太陽側の公転がラーフであり、太陽と反対側がケーツになります。 このラーフの点に月が来た時が日食となり、ケーツの点に月が来た時が月食になります。
月が全て地球の影に覆われる皆既月食は、頻繁に見られますが、太陽が完全に地球の影に隠れる皆既日食の方は見えるところが非常に限定され、かつ短時間です。 それが今回は、米国本土ではしっかりと皆既日食が見られるので、米国では約240年ぶりという話になっています。
そして8月28日には、太陽、火星、逆行する水星が、太陽がオーナーのしし座で一緒になり、土星の凝視(アスペクト)を受けます。 それに厳密にはお隣のかに座に移ったラーフの影響も加わり、大きなエネルギーが注がれることになります。 その影響は2017年一杯から、2018年の初めにかけて及ぶようです。
チャートをお持ちの方は、ご自身のしし座のある部屋に関わる人生の事柄に関して、突然の変化が起こりやすいかも知れません。 どの部屋が人生のどの分野に関わるかは、こちらからご覧いただけます。
ご家族との関係であったり、投資の結果であったり、勉強や訓練していたことの結果であったり、とそれぞれのチャートによって様々な展開をみせてくれることが予想されます。
良きにつけ、学びの機会であれ、大いなる力と繋がった自分でいることが、一番の対策に違いありません。