2017.08.22
昨日の米国では、各地で2分〜7分続く皆既日食の天体ショーに沸いたようです。
真昼から突然、夜になってしまい、体感温度もぐっと下がったのだとか。
紀元前の古代バビロニアを始め、古い文化圏の中には、日食は見たりしない、その時間帯は建物の中で過ごす、というところもあります。 日食の時間帯に調理されたものは、不純だという考えから断食する地域もあるようです。 意識を内側に向けることによって、外からの影響を緩和することも勧められます。
今回は、2週間前の8月8日の満月の日に、月食もありました。
1919年にアフリカで見られた皆既日食の時には、普段は明るくて観測できない太陽の近くの星の光が、太陽の重力場で曲げられていることが観測されて、アインシュタインの一般相対性理論が観測で裏付けられたこともありました。
そういう科学的なこともありましたが、一般的には古今東西、古代ギリシャを始め多くの文明で日食も月食も不吉なものとされてきています。
今回の大規模な皆既日食の観測の舞台となった米国のトランプ大統領は、上昇宮が獅子座の月食の日に生まれています。
獅子座は今回の皆既日食が起こった星座であり、しかも獅子座は太陽がオーナーであり、王様や大統領の星座とも言えます。
先日のこちらのブログでも書きましたが、獅子座は今大変なことになっています。
今回の皆既日食が、世界中でも米国本土だけで起こった、ということと考え合わせてみると、この今の米国大統領の運命や如何にでしょうか。
なお、ジョーティッシュ的には、天体のコンビネーションによって読み取れる事象の影響は、その2週間前から4〜6ヶ月後まで及ぶ、と一般に言われています。 それで今回の獅子座での日食や、太陽、火星、逆行する水星、ラーフが集まっていることによる影響は、今年一杯から来年の初めにまで及ぶかも知れません。
こういう時こそ、しっかりと宇宙の中心と繋がっていきたいものです。