2018.01.30
明日の1月31日の満月は、地球に月が最も近づく最大級の満月(スーパーフルムーン/赤みがかかって見えるのでレッドムーン)であり、月が完全に隠れる皆既月食が起こり、かつブルームーン(満月が同じ月に2回)の組み合わせとなります。 前回この3つのコンビネーションとなったのは、1866年ですから152年前になります。
満月は月が地球に最も近くにくる今回と、最も遠ざかった時の満月で、大きさにして17%程度違うそうです。 明るさでは30%も違ってくるそうです。 ですから、普段より大きく、かつ明るく見える満月ということになります。
ヴェーダ占星術のジョーティッシュ的に気になるのは、この月食がどの星座で起こるか、という点です。 明日の満月/皆既月食は『かに座』で起こります。 そして蟹座の支配星は月です。
チャートをお持ちの方は、ご自身の月のある部屋から数えて蟹座が何室になるかを確認します。
例えば月が第1室の牡羊座にある方は、蟹座は第4室になります。 そこで、第4室の領域である家庭、家族、母親、不動産などの分野での変化が起こりやすくなるかも知れません。 どの部屋がどの領域に関連するかは、こちらから確認いただけます。
因みに前回この3つの組み合わせの月が発生した1866年に米国では、公民権法が成立していわゆる黒人奴隷の人たちの人権が確立される、という大きな変化が起こっています。
今回のパワフルな月の影響は半年程度は感じられる可能性があり、今年の4月から5月にかけてその影響が最も出るでしょう。
ご自身のチャートで月が、蟹座と山羊座の方はしっかり静坐/瞑想に励まれると良いでしょう。 ふたご座、天秤座、魚座の方も同様にすると良いかと思います。
誕生時の月が牡羊座、おうし座、乙女座、射手座の方は、今回のスーパー満月/完全月食/ブルームーンの組み合わせは、良い影響をもたらします。
なお、今回の月食は日本時間ですと午後7:51~午前1:08となるので、インド時間では、午後4:21~9:38です。 この時間帯は室内に居て、食事作りは避けた方が良いかも知れませんね。