2018.04.18
今年になって木星と水星がすでに逆行しましたが、ここにきて土星が昨日(2018年4月17日)から逆行を始めました。
天体の動きで最も影響が大きいのは、太陽の周りを約2年半かけて回り、ジョーティッシュの天体の中で動きが最も遅い土星になりますから、気になります。
昨年の10月26日から土星は射手座に居ます。
その土星が昨日(2018年4月17日)から逆行を始め、今年の9月6日まで約5ヶ月間その状態が続きます。
ご自身の”月のチャート”(誕生時に月の居た星座を第1室とするチャート)をお持ちの方は、射手座が何室に当たるか見ていきます。 北インドスタイルのチャートをお持ちの方は、”9”の数字が射手座を表します。
そして、その部屋に関わる事柄で、学ぶテーマが現れやすくなると言われています。
土星は「自分の意志」を体現する星であり、チャレンジとして立ち向かう領域が、射手座のある部屋が示す人生の領域ということになります。
ですから、射手座のある部屋に関する事柄で決断をする場面にあるとしたら、普段以上に慎重に様々な角度から検証し、結論を急がないと良いかも知れません。
また、土星は私たちに「学びを促す」星でもあります。 試練は将来の糧になります。 私たちが感染症にかかると熱が出たり一時的には不快ですが、それによって身体は免疫を獲得し、将来の感染を防いでくれることに似ています。
どの部屋(室)がどの領域に関わるかは、こちらのブログの後半部分で参照いただけます。
どのような人生の領域であろうと、静寂の扉の向こうに広がる大いなるエネルギーと繋がっていたいものです。