2018.08.31
私たちの生活で収入を得るのに、幸せな理由からのものは歓迎です。 商売が繁盛したり、給料が上がる、ボーナスが予想以上に出た、金融投資の読みが見事に当たって利益が出た、不動産が高利回りで利益をもたらした、etc。
一方で、身内が亡くなって入ってくる遺産だったり、運転資金が足りなくなって手放す不動産や動産の売却などは、歓迎する理由とはいかないので、収入として入ることに変わらなくても、気持ちの上での受け止め方は大きく異なってくるでしょう。
木星と金星は、幸せな理由で私たちに収益をもたらしてくれる星です。
そんな木星と金星が、来月の2018年9月2日から来年2019年1月29日まで、てんびん座で同居を始めます。
自分の収入は、何を通して自分に還流してくるのか?
金融投資なのか、仕事での昇給なのか、不動産からか、商売からか、自分が創り出すものからか、口利きによって得られるものなのか、etc。
ジョーティッシュ・チャートをお持ちの方は、この2つの惑星がどういう人生の分野に絡んでいるかを見ていくことによって、その収入の源を探っていく手がかりが得られます。 (いずれも、ご自身の判断において、ご活用ください)
これはあくまで一般論ですが、ご自身のチャートの上昇宮(ラグナ)からみての予測は次のようになります。
特に良いのは、牡羊座、おうし座、てんびん座、みずがめ座が上昇宮(ラグナ)にきている方です。
このことは、月のある星座を第1室としてみるチャートからも、合わせて確認されるとよいかと思います。
また、これらの記述は個々人のチャートの様子によって当然変わってきます。 書いてあるようなことが出現しやすい場合もあれば、そうでない場合もあるので、最終的には個別の判断になっていきますが、傾向を知るのに役立つかもしれません。
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1. 上昇宮が牡羊座の場合 (ひし形や三角形が出現している北インド方式チャートでは”1” 、南インド方式チャートでは上の左から2つ目のボックスに”As”):
○仕事からの収入が昇給やボーナスなどで、増しやすい時期です。 資格を取ったりして勉強してきた結果が、収入として報われる時期です。
2. 上昇宮が牡牛座の場合(北インド方式チャートでは”2″):
○健康・医療関係の投資や海外からの収入。 お勤めの人は、職場での昇給。 また商売をしている人の場合は、繁盛の良きチャンスです。
3. 上昇宮がふたご座の場合:
『天』の銀行の定期預金が満期になって払い戻しがありそうです。 仕事からの収入が増える傾向にある時期です。
4. 上昇宮がかに座の場:
証券、債券投資などから収益、仕事での昇給、予想以上のボーナスなどが期待できるでしょう。
5. 上昇宮が獅子座の場合:
『天』の銀行に貯蓄しておいた資産が引き出される時になります。 また、パートナーと行う仕事が利益を生み出すかも知れません。
6. 上昇宮が乙女座の場合:
研究をかさねてきたものが商品化されて仕事として花開く可能性の高い時期です。 個人であれば、自分が学んできたり習得してきたものが、仕事として収入を産む機会が訪れやすくなります。
7. 上昇宮がてんびん座の場合:
○まさに、これまで『天』の銀行に貯蓄してきた良き貯金が満期になって、引き出される絶好の時期です。 また、仕事のパートナーからの助けによって、良き収入に結びつくこともあります。
8. 上昇宮がさそり座の場合:
研究したり、発明したりしたものからの収入が生まれやすい時期です。 不動産からの収益が得られるかも知れません。
9. 上昇宮が射手座の場合:
趣味でやっていることから収入につながることが出てくる可能性があります。 また、金銭的なゲインでなく、社会的な評価が高まる時期でもあります。
10. 上昇宮が山羊座の場合:
仕事での昇給、自営業であれば繁盛化の追い風が吹きやすい時期です。 家族からの収入、不動産からの利益、資格を取ることにより収益機会が増すでしょう。
11. 上昇宮が水がめ座(11)の場合:
○自己啓発に励んできていたことから、思わぬ収入があるかも知れません。 父親から受け取ることもあるでしょう。
12. 上昇宮がうお座の場合:
悩みや苦しみを解放するお手伝いを通して収入やビジネスが発展しそうです。 不動産絡みの投資や海外への投資も良い時期かも知れません。
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良き社会への貢献を通して、繁栄が続きますように。