2016.03.06
来週の9日(水)の日食が東京では、10:12am~12:05pmの時間帯であることから、吟唱の練習では、日食の影響を緩和するマントラをやってみたいと思っています。
これまでヴェーダ吟唱会に参加したことがある方でも、これは初めて詠唱するものになります。
ご存知のように、日食は見たりしない、出来ればその時間帯は、建物の中で過ごした方が良い、と昔から言われています。 その時間帯が終わってから、シャワーを浴びる人さえいます。
また、天空では、来週の7日から13日にかけては大変珍しいことが起こります。 天空庵というくらいですから、天空で起こっていることにどうしても関心がいってしまうのは、仕方ないことでしょうか。
それは、太陽、水星、金星、ケーツ、及び月と5つの惑星が同時に水瓶座に入ることです。 (月だけは、8日と9日だけですが)
一方、木星とラーフが獅子座にいて水瓶座を凝視し、さそり座の火星も水瓶座を凝視します。 水瓶座に関わらないのは土星だけ、という状況が生まれます。 そしてまた、全ての惑星が固定の星座にあります。
これは大変珍しく、かつその期間中に日食まで起こります。
ここからはインド占星術のジョーティッシュの話になりますが、自身のチャートをお持ちの方は、誕生チャートや月のチャートで、水瓶座がどの部屋にあるかを確認されると良いかも知れません。
例えば水瓶座が、第4室であれば家庭のことや、住宅、乗り物などに関連する分野になりますし、第7室に当たっている方であれば、主にパートナーとの関係とかになってきます。 その関係する分野に注意を払うと良い、ということでもあります。
今回は、その1週間ほどの間に日食まで入るので、その影響は半年ほど続くと言われています。
こういう約半年の時期は、特に瞑想を深め、ヴェーダ吟唱を知っている方はそれをすると良いことになります。 そして日食中は、次のようなマントラを108回唱えると良いとも言われています。 詠唱するトーンは、グループ静坐会の時に練習したいと思います。
”“Om Adityay Vidmahe/ Divakaraye Dheemahi/ Tanno Suryah Prachodayat”
”オーム アディティイェー ヴィドマへー/ ディヴァカライェー ディーマヒ/ タンノー スリヤ プラチョーダヤーㇳ”