2017.01.12
新らしい年が始まりました。
新しい神様に降臨いただき、リフレッシュされた日常生活をスタートされていることとお慶び申し上げます。
世の中には飛べない鶏のような鳥もいますが、ほとんどの鳥は自由に飛び回っています。 彼らは飛び上がることで、私たちが得られない上空からの景色をいつも見ています。
しかるに、私たちが日々生活する空間は3次元ですが、それに時間が加わった4次元の世界の中で生きています。 しかし実際には、鳥のようには飛び上がることが出来ないので、実感としては2次元の空間と時間の世界で生きています。 そしてそれが私たちの毎日の現実そのものです。 ややかしく言っていますが、要は目の前の物を手で掴めるということです。
無農薬リンゴの栽培でその名を知られている青森県の木村秋則さんという方が、自分は龍を2回見たことがある、とカミングアウトしたことがあります。 すでに、リンゴ栽培でよく知られる存在になっていたので、そんなことを言うと変な人にみられるからやめておいた方がいい、と言うアドバイスも意に介されなかったそうです。 2回のうちの1回は、その場に他の人も何人かいたそうですが、他の人には見えていないで、木村さんだけが目撃したのだとか。
そんなことはあり得ない、と片付ける事も出来ます。 しかし、自分が生きている4次元の世界だけが現実ではないことも事実。 今ここには別の次元も潜んでいて、その次元の世界にいる人には龍が見える。
これは日常でどうにもならない袋小路に入ってしまっていると思える現実に向き合っている時でも、別の次元に入っていける人にとっては、そこに問題はどこにもない世界が拡がる。
社会や人に対して否定的な見方があるとしたら、それはこの4次元の世界での出来事であって、別の次元を生きている人にとっては存在していません。
私たちが自宅の近所を歩いて回って目撃する世界と、鳥が自宅の上空を舞って見ている景色が全く違うものであるように、この現実に隣合った別の次元が足元にあります。
静坐や瞑想を通して、いつもの日常から、そんな別の次元へのトリップを今年もまた体験してください。